ロッドビルディングを行っている人は、パーツの自作を行うことが多く、リールシートフィラーやリールシート金具、フェルールなどを自作している人も多いと思います。
加工材としては、アルミや真鍮を使う人もおりますが、やはりニッケルシルバーで加工する人が大半です。
ニッケルシルバーを磨いた時の光沢は素晴らしく、黒染めもしやすいことから私も愛用しております。
自作パーツ加工をする人は、卓上旋盤をお持ちの人も多いと思うのですが、卓上旋盤の弱点は、主軸部分の貫通穴径が10mm程度しかないことです。
例えば、リールシート金具を加工しようとした場合、Φ20mm程度の丸棒からの加工になるのですが、主軸にΦ20mmの丸棒が貫通しないので、あらかじめ必要長さ(50mm前後)にカットした丸棒を旋盤にセットして加工を始める必要があります。
必要長さにカットする方法は様々ですが、一番簡単な方法は金ノコで丸棒をカットする方法です。
たかが20mm径の材料ですが、金ノコでカットすると案外時間がかかるものです。また、カット面はギザギザしており、旋盤に固定する際も外周しか基準になるところがないため、材料が振れて、センター出しがうまくいかないことが多いです。
やっとの思いでセンター出しを行い、端面加工を施した後にやっと本来の加工を開始することができるのです。
まとめて金具類を加工するときには、材料のカットを何度となく繰り返す必要があり、結構な労力となります。
Retro Rod&Reelではこの材料カットのお手伝いができないかと考えております。
リールシート金具以以外にリールの加工ニッケルシルバーのパーツを使用しているため、Φ20mmのニッケルシルバー丸棒をある程度ストックしております。
このΦ20mmのニッケルシルバー丸棒であれば、所望の長さにカットし、供給することが可能です。
例えばCap&Ring&Checkを同時加工するのでL=50mmのものを6本供給して欲しいとか........。
更には追加加工としてセンターにΦ15mmの穴あけ加工をした状態で納入して欲しいとか.....。
ある程度の要望に対応して納入することも可能です。
価格はΦ20mm L=100mmの単価が税抜き1450円
カット数1回につき150円(税抜き)となります。
上記のL=50mmのものを6本供給する場合は
L=300なので((1450×3)+カット数(150×7)なので材料費4350円(税抜き)+カット代1050円(税抜き)+送料となります。
材料カットの手間、材料価格等を検討してみると手頃な価格設定にしております。
追加加工については内容次第で都度見積もりいたします。
そうそう、完成品のリールシート金具も納入できますので.....。価格は応談で!