9月15日 明日から禁漁と言うことで、慌ててラスト釣行に向かいました。
4週間ぶりと言うことで、少し早めに渓流に向かうと、なんとがけ崩れ!
と言っても、行き止まりになる所から500m程度手前のところなので、特に気にせず、この手前に車を止めて川に向かいました。
前述のようにこの先は行き止まりなので、このがけ崩れにより生活に支障をきたす人がいないので、多分放置されることでしょう。
がけ崩れの幅は10mmほどで、落石の間を縫って歩けば、危険なこともなく、余計に500m歩けば良いだけなので、ちょっぴり肥満気味な私にとってはこれも良い事なのでしょう!
1時間ほど歩いた後に竿を出しました。
水量はほぼ平水に戻った感じで、今朝の冷え込みで活性が下がったかな?と思いましたが、そこそこ釣れます。
そうそう、今朝車止めた時の気温は13度で、ひんやりした空気が余計に禁漁時期を実感させてくれます。
歩けば汗が出ますが、竿を出してる間に汗は引いてきます。
渓流には足跡がたくさんあり、禁漁を前にたくさんの釣り人や沢登の方が訪れていたことが判ります。
久々の渓流で、結構な高巻きをするので、本日は6PCのグラスのパックロッドをベストの背中に入れて歩いておりました。
このロッドはG-BalladというGlassロッドで、良く曲がるので、20cmの渓流魚を掛けても楽しいのです。
パックロッドの柔らかなブラスロッドがお望みならば、一度試してみて欲しいです。
私が使用しているロッドならレンタル可能ですよ!
この谷は、途中で2つに分かれており、どちらも同じ規模の支流なのですが、本日は今年2回目の谷の方へ向かいます。
今年初めて訪れた時と渓相が少し異なります。かなり水が出たような形跡があり、樹木が倒して、プールが埋まり、ポイントが変わっていました。
良さげなプールにアマゴはいるのですが、サイズがイマイチで、25cmまでで止まってしまいます。
途中にある滝つぼには良型が居ました。
自分の縄張りチェックのために回遊しているようで、そのルートを把握したのちに、そのルートにフライを浮かべて待ち伏せです。
回遊してきた良型アマゴは待ち伏せしているフライに気づいて、近づいてきます。
心臓の鼓動が速くなるのを感じながら待ちます。
あと1m あと50cm あと10cm.........。
フライを見切ってUターンで帰っていき、2度と回遊ルートに現れてきませんでした。
普通はこのやり方でデカいアマゴを釣ってきたので、最終日に釣りました!とSNSにアップすることなどを想像していたので、その邪心に気づかれたようでした。
リリースされて間がない個体だったのかは判りませんが、最終日に大きな課題を与えられたようです。
この滝つぼを巻いて更に上流に向かい、その次の滝つぼまで向かいましたが、その滝つぼは埋まっており、魚の気配もありませんでした。
結局は、ネットに収まるサイズのアマゴしか釣れませんでしたが、そこそこの数は釣れたので、最終釣行も楽しく過ごすことができました。
今年から始めたロッドレンタル、リールレンタルも好評で、私のロッドは全国を旅しているようです。
私自身は奈良県から出ることもなく、相変わらず引きこもりの毎日なのですが、禁漁になり、釣行を諦めえることで、仕事に集中できそうです。
最近はフライボックスの加工にはまっており、ヒンジ部分を自作したパーツをフライボックス以外に応用展開するアイデアが幾つか浮かんできており、その加工を行なっています。
秋になると、稲刈りがあり、それが終わると、来年のハンドクラフト展に向けたモノ作りが始まります。
もう少し涼しくなったら、注文頂いているバンブーロッド作りの方も再開させる予定なので、今色んなテスト加工しているのが実は至福の時間だったりするのです。
来年も楽しい釣行に恵まれますように!
2020年9月