花梨モデルの人気があります。
Retro Rod&ReelのBuddyシリーズには、3種類のフレーム材料 4種類のフェイスプレート 6種類のリールフット
3種類のノブが選択可能です。
3種類のフレーム材料
ジュラルミン、真鍮、ステンレスから選択可能です。
ジュラルミン とにかく軽くて丈夫 Buddyリールであれば100g程度の重量になるので、カーボンロッド、グラスロッド、もちろんバンブーロッドにもよく合います。
真鍮 ずっしりとした重量感があり、リール重量としては135g程度で、グラスロッド、バンブーロッドによく合います。
真鍮はその色合いと、経時変化を楽しむ材料だと思います。
ステンレス 重量感と奥深い輝きがあり、リール重量は135g程度、グラスロッドやバンブーロッドにピッタリです。
キズが付きにくく、材料的に安定で、輝きが持続いたします。
4種類のフェイスプレート
エボナイト、マーブルエボナイト、ジュラルミン、花梨から選択可能です。
エボナイトは、これぞクラッシックタイプリールの代表格です。磨き込まれたエボナイトは不変的な趣があります。
マーブルエボナイトはエボナイトに顔料を流し込んだようなもので、その幾何学模様はまさに唯一無二です。
黄色系、赤系、白系の顔料を流し込んだマーブルエボナイトから選択可能です。
花梨 エボナイトと花梨を接着し、花梨表面にウレタンをコーティングしています。
花梨の幾何学模様はずっと眺めていられるほどです。バンブーロッドの花梨フィラーにもベストマッチです。
凄く手間がかかって大変なのですが、作っていると情が移ってしまうほど好きな材料です。
ジュラルミン
ジュラルミンをエボナイトのように研磨してピカピカにしています。
バイメタルと言えば、機械加工状態のフレームと機械加工状態のアルミのフェイスプレートですが、ジュラルミンは研磨しており、機械加工後の状態とは一線を画しています。
6種類のリールフット
ジュラルミンのノーマルフットとリブフット
真鍮のノーマルフットとリブフット
ニッケルシルバーのノーマルフットとリブフット
リールフットは重量、色合いで選択したらよいと思います。
ハンドルノブ
エボナイト、鹿角、花梨等で作製可能ですが、こんな材料で作製できますかとのリクエストを頂ければ加工テストは可能です。
以上のような組み合わせが可能です。
フレーム3×フェイスプレート4×リールフット6×ノブ3=216パターンのバリエーション展開です。
貴方のお気に入りの組み合わせでリールをオーダーしてみませんか?
磨けるところは全部磨く。
こんなことをすると時間がいくらあっても足りないし、べらぼうな価格設定も出来ないので、制作数は減り商売としては良くない傾向であることは重々承知しています。
でも、私は、そんなリールが欲しかったのです。
私と同じような思いを持っている人も必ずいると思っています。
過去にも何度か書きましたが、研磨はしますが、アルマイト加工や塗装はいたしません。
素材そのものを活かした加工を行ないます。
キズを勲章と思うか、それともキズを修復したいと思うかは人それぞれです。
アルマイトや塗装はキズを自分で修復することはできませんし。
キズの部分だけ修復してアルマイト加工や塗装することも難しいと考えています。
素材のままであれば、再研磨することは可能です。
素材を活かすと言えば、日本料理を思い浮かべてしまいますが、
私の加工するリールも日本料理のように奥深い味わいとなるよう手間暇かけていきたいと思います。
全てのプロセスを自分一人で加工していますので、多少のわがままや、要望に対しても柔軟に対応していきたいと思っています。
また、リールに関するお困りごとがありましたら相談にのりますので、何なりとご相談ください。
さて、オーダー頂いているBuddy Brass 花梨モデルはもうじき完成です。