Pflueger MedalistのリールフットをSNSで呟くと、何件か問い合わせがありました。
いいように解釈すると、SNSで拡散すると反応があるということなのですが、
別な解釈をすると、まだまだ、全然Pflueger Medalistのリールフットを作製していることを認知されていないということです。
SNSを活用しているフライマンが全フライマンの何割なのか?
その中で、私のSNSを見てくれている人がどれくらいか?
Twitter Instagram Facebookに色々と投稿していますし、ホームページやブログでも紹介していますがまだまだ認知度が低いのでしょう。
それでも何もしないよりは何か発信していたほうが何かの瞬間に結びつくこともあると信じております。
私のような個人事業主としての製造業は、自分が手を動かした以上のものは売れません。
農業であれば天候に恵まれれば、予想を上回る収穫を得ることもあるでしょうし、反対に天候不順により、予想以下の収穫になることも考えられます。
天候に左右されない製造業は天候によるラッキーも、アンラッキーもなく、自分が手を動かした分だけのものしか得られません。
ですから今日も地味に手を動かすしかないのです。
Pflueger Medalistはご存知の通り、古きアメリカのリールを代表するリールで、インチネジが採用されています。
私が作製しているリールはメートルネジを使用しており、スリワリネジについては、自分で設計したネジを加工業者に加工していただいております。
500個とか1000個単位で加工してもらっているスリワリネジを使用している理由は、
兎に角ネジの加工は素人が加工すると1日で数十個程度しか加工できません。
となると1個当たりのネジ単価が非常に高価になってしまいますので、専門業者にお願いしているのです。
さて、Pflueger Medalistのリールフットは元々はインチネジですが、このネジを自作すると前述のように時間が掛かるので、私は、メートルネジで加工させて頂いております。
そうすると何が問題化と言いますと、元々のインチネジのネジ形状に合わせる必要が出てきます。
この課題を解決するために、大量購入している丸子ネジのネジ頭部分をインチネジのネジ頭形状を模した形状に加工しなおすことで対応しております。
丸小ねじを治具にセットしてNC旋盤でネジ頭を加工します。
その後、皿ネジ状に加工するための加工を汎用旋盤で加工し、サンディング、研磨を行い、メダリストのネジ形状を作り上げていきます。
それでも1個当たり10分程度の時間が掛かってしまいます。
と言うことで、ネジ加工を行なっていますが、現在はこのネジはおまけで付属させていただいていますが、今後はどのようにするのかを考える必要があるようです。
何はともあれ、形状を模したメートルネジを作製することはできていますので、当分の出荷分については現状のままで進めたいと思いますが、いつネジ代金を徴収することになるかは判りません。
リール等で使用しているネジ類に関しては、大量でなければ加工できると思いますが、やはり専門業者ではないので、時間が掛かり、値段的にも高価になってしまうと思われますが、できる限り親身になってご相談に対応させて頂こうと思っています。
さて、リールフットのつぶやきで判明した宣伝力不足は、当然のことながら、リールやロッド、Goodsについても言えることだと思われ、今後とも積極的なコマーシャル活動が必要であることを認識し、色んな情報発信を進めていこうと考えております。
Pflueger Medalistのリールフット在庫はあと少しです。