ハンドクラフト展で友人に言われたことがあります。
それはGoods類の値段が安すぎると言う事
価格設定は昔から苦手なんですが、一人で価格決定すると余計な事を加味してしまって冷静な価格設定が出来ていないことがあります。
例えば、Mggnetリリーサーですが、3630円(税込)で販売していました。
しかしながら一般的にはもっと高額な価格で販売されていることが大半で、倍以上の値段設定にしているところもあるようなのです。
自分的には、加工時に出た廃材で加工しているために、Woodの材料費はタダ同然だと判断して、他の材料代と、加工費から算出したものなのですが、
その友人曰く、Woodが廃材だとかタダとかは購入する側は知らない話だし、そんなことを考慮する必要はなく、冷静な価格設定をしたほうが良いと指摘されました。
確かにトラウトキーホルダーは495円(税込)だし、リールシートAssyは5800円(税込)はあり得ないと言われました。
最近は金属材料の高騰でなかなか厳しいい状況なので、価格見直しのいい機会でもあります。
特にニッケルシルバーや真鍮などは年20%程度の値上げとなっているため、今まで在庫材料で加工しているので価格変動なしで何とかしておりましたが、
これに関しても購入する側は在庫材料で加工しているなんて知らない話なのでそこは考慮しなくていい事なのでしょう。
展示方法についても毎回悩んでいます。
限られたスペースで来場者の方に足を止めて頂くたもの工夫がまだまだ足りないんだと思っています。
例えばWスタッカーをそのまま展示していても2重構造のパイプになっていいるとは判らない。
フロータントケースを置いているだけでは何に使うものなのか!
どんな特徴があるのか判らない。
リールに関しては、重量、ラインキャパが判らない
ロッドは同一テーパーで、3種類の竹材で加工しているなんてわからない。
これらをうまく説明できた場合は興味を持っていただいたり、購入していただいたりするので、やはりうまく伝えることが出来ていないんだと思うのです。
商品を陳列して価格提示しているだけではダメだと痛感しています。
バンブーロッドの竹材による違いを説明するのであれば、断面写真を一緒に提示してアクションとファイバーの関係などを説明すると理解が深まると思うのです。
すなわち展示品詳しく説明するパネルなどを用いた詳細説明が必要だと思うのです。
トンキンの張りのあるアクションはパワーファイバーが太く、密であり、ピス部分が少ないため、張りがあるのだと考えます。
真竹はトンキンよりもミドルアクション
になってるのでパワーファイバーが細かく内側のパワーファイバーサイズが外側よりも大きいのが特徴で、粘っこいアクションはこのファイバー配列によるものかもしれません。
また、トンキン、女竹とパワーファイバー形状が異なっておりアクションが真竹だけ異なっているのはファイバー形状にも関係してるのかもしれません。
女竹はトンキンのパワーファイバーを少し小さくしたような配列になっており、計量で比較的トンキンのようなアクションになっているも納得です。
と言うように詳しく説明するパネルを設置して特徴を判り易く理解できる展示をやろうと考えております。
次回のハンドクラフト展は2023年2月17日~19日です。
判り易いパネルを準備予定です。
価格見直しも行いますので、よろしくお願いいたします。