ハンドクラフト展の10日前にオリジナルブランクが完成し、ラッピング途中の画像をSNSにアップしていました。
また、2月の頭にはFairy Reelの画像もアップしておりました。
ハンドクラフト展初日の夕方にFairy Reelについて詳しく教えて欲しいと言うメールが入っていました。
アメリカからで、ホテルに帰った後にリールのサイズ、ライン容量などの情報を纏めて返信しました。
案の定Fairy Reelは小さすぎると判断したのでしょう。
翌日、Buddy Brass KARIAモデルの情報が欲しいと言ってきました。
ハンドクラフト展のさなか、Google翻訳を活用し、リールの情報を素早く返信しておきました。
すると、GlassロッドでBuddy Brass KARIAにフィットするものはありますか?と
メールが来たのです。
このイベントに間に合わせるように作製したグラスロッドの仕様や近距離でもロッドの復元力を利用してゆったりのキャストできるロッドであることを説明したところ、「探していたロッドに近い」と言う返事があり、リールもロッドも買いたいと言ってきました。
これは詐欺かもしれないと感じ、合計金額+発送手数料をPaypalの口座宛に振り込んでくれ!とメールして、翌朝を迎えると、振り込まれておりました。
まじか?と思いながら、ハンドクラフト終了後にEMSで発送致しました。
また、以前からグラスロッドが欲しいと言っているお客さんが、ハンドクラフト展の設営後の写真をSNSにアップしているのを見て、リールも欲しいと言ってきました。
見本品として展示していたので、価格設定もないリールでしたので、見積額を算出し提示したところ、即買いして頂きました。
ハンドクラフト展はフライフィッシング業界最大のイベントですが、海外であったり、仕事の都合がつかなかったり、国内でも遠方の方はなかなか足を運ぶのをためらってしまいます。
ハンドクラフト展に向けて商品を作製し、3日間を慌ただしく過ごし、また1年後と言うのは寂しい限りです。
折角なので、ハンドクラフト展に向けて作製した商品をハンドクラフト展に足を運べなかった方々向けに見て頂くようにしたいと思います。
ホームページ上での展示になりますが作品を見て頂けるようにしたいと考えています。
今回、情報発信の大切さを痛感致しました。
普段何気なくアップしている写真などを食い入るように見て頂いている方がいるのだと思うと、情報発信ももっと丁寧に判りやすく、必要な情報をアップするように心掛けていきたいと思います。
英語力がなくとも翻訳機能を駆使すれば何とかなることは実証済みです。
私の場合、Google翻訳を利用して、
まず、日本語で短い文章にして日本語⇒英語に翻訳します。
次にその英文をコピーして、英語⇒日本語に変換して意味が通じるかを確認して、意味が通じなければ日本語の文面をもっと簡潔に変更して翻訳して....を繰り返し、すべての文章の意味が通じることを確認した後にメールするようにしたところ、意思の疎通がスムーズになったような気がします。
円安なのであれば、海外に目を向けて情報発信していく位の気合が無ければだめなんでしょうね!
フライフィッシングのイベントではやはり年齢層が結構上の方が多く、もう十分にロッドもリールも手に入れている先輩方がポンポンと大金はたいて購入するかと言うとそんなことはないと感じます。
購入意欲のある若い層にアピールするようにSNSを駆使したり、海外向けに情報発信して行けるように工夫が大切だと思いました。