海外発送でカリフォルニアに送付したグラスロッドとリールはEMSの配達状況で現在位置を確認できるので、配達終了を確認した時点でメールをしました。
私が作製したグラスロッドとリールの反応を知りたかったためです。
彼のコメントは、ロッドもリールも壮観で美しく、この組み合わせで早く釣りがしたいとのことでした。
何番ラインがフィットしますか?との質問があり、#3がピッタリですと回答する際に、バンブーロッドについても宣伝しておこうと思って3本のバンブーロッドで同一テーパーで作製し、竹の種類を変えて作製した話をしました。
そのテーパーで作製したロッドのアクションが竹の種類によってどのように変化するかを伝えました。
私の個人的な感想としては、真竹で作製したアクションが一番好みだったのです。
彼も私の作製したグラスロッドのアクションがお気に入りとのことだったので、このバンブーロッドの話についてどのような回答が来るか楽しみにしていました。
日本には600種類以上の竹があってその中でバンブーロッドにふさわしい竹を探していることに興味を持っており、そのアクションの違いに驚き、やはり思った通り真竹のアクションが一番好きだと言っていました。
真竹で作製したロッドの写真を数枚送付したところ、このバンブーロッドはHow Muchと聞いてきたのです。
グラスロッドが届いて数日しかたっていない状態で冗談だろうと思い、価格を提示したところ、欲しいと言った来たのです。
また、Fairy Reelにも興味を持っていると打ち明けてくれました。
写真を見ただけでバンブーロッドの購入を決意した理由は
1)今回のグラスロッドとリール購入に際して、素早く相手の欲しがっている情報を提供できたこと。
2)彼が想像していたロッドやリールよりも実物の方が綺麗で感動があったこと。
この2点がバンブーロッドの即決に繋がったのだと考えます。
SNSにより情報共有することは簡単にいなった現在ですが、やはり最終的にはに人対人が誠意をもってつながることが重要なんだと思いました。
英語を翻訳して、日本語を英訳してのやり取りをめんどくさいと考えるのか、自分の作品をアピールするいい機会ととらえるのか。
要するに気持ちの持ち方次第なんですね。
だとしたら、
前向きに誠意をもって取り組みときっといいことが舞い込んでくるんだと思います。