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釣行記

このブログでは圧倒的に少ない釣行記なのですが、実際にもっと釣りに行ってるのではなく、行けていないのです。

 

天気とにらめっこして、日にちを決め、現流域までを想定して早起きしました。

目的地に向かうと、車止めから約2.5kmのところで通行止め

歩くことも考えたのですが、往復5km、1時間余計に歩くのが結構きついのです。

 

釣り終わりから車止めまで3hかかるのでこの片道0.5hがすごくきついのです。

ですから急遽場所変更です。

 

こちらの支流は道路が整備されているので、釣行は楽なのですが、頭をはねられたり、釣行者が多く、おチビちゃんばかりなのですが、仕方ありません。

 

ロッドは、現流域釣行を想定していたので、7'00" #3 6pcsグラスロッドにファールドリーダー6.5f ティペットは6f程度で、全長12.5fのショートシステムです。

このシステムだとピンポイントにフライを打ち込めるので、オーバーハングした岩の下や障害物の際などにフライを打ち込めます。

打ち込んだフライはファールドリーダーとティペットを含めた12.5fのシステムがナチュラルドリフトで流れるので、さながら12.5fのティペットで釣りをしているように流れてくれるのです。

それでいて、全長12.5fでピンポイントにフライを打ち込めるので、釣れます。

 

頭でっかちになってロングリーダー、ロングティペットに拘って、フライをポイントに打ち込めずに何度もプレゼンテーションしたところで釣れません。

個人的には1回のプレゼンテーションでポイントに入れば80%の確率で釣れたとしても、2回目のプレゼンテーションだと40% 3回目だと20%程度に釣れる確率が落ちるものだと考えています。

 

なので、1投目でポイントにうまくプレゼンテーションできるのが最善の策であって、コントロールできないシステムを振り回して何度もプレゼンテーションしても釣れません。

優しいイワナならたまには釣れるかもしれませんが......。

 

結構雨が続いたようだったので増水気味だと思っていましたが、減水で浅瀬から

走られてポイントがつぶれるような感じです。

それでもおちびちゃんは釣れてくれます。

 

少し話はそれますが、SNS等で釣りのビデオが流れてくるのですが、ほとんどのフライマンはフォルスキャストはまあまあでもプレゼンテーションが下手な人が多いです。

その原因はプレゼンテーションでロッドを倒しすぎるためにワイドループになってしまって上手くフライをコントロールできないように見受けられるのです。

 

フォルスキャストのロッド角度のままプレゼンテーションすればロッドティップの上下幅が狭く、ナローループでプレゼンテーションできるのにもったいない釣り方をする人が多く、ビデオ見ただけで、そのフライマンの力量が見えてしまいます。

 

その他ではショートレンジなのにロッドに力をこめてキャスティングして、フォルスキャストのスピードと言うか、リズムが速い人が多いです。

これはショートレンジでは使用しているロッドに負荷が加わらず、ロッドが曲がって仕事をしてくれないために、ロッドを早く振ることでロッドを曲げようとしてるためだと思います。

 

私の作製するロッドは全て、ショートレンジでもロッドが曲がって、その復元力でゆったりとフライをプレゼンテーションすることができるので、ショートレンジでもゆったりとしたリズムでキャスティングすることができます。

 

ロッドが変わるだけで見違えるように楽にキャスティングできるのに、もったいないと思いながらビデオを見ることが多いのです。

 

さて、もう一つの支流には朝一番で車が止まっており、私が入渓しようとしたときにはもう1台車がありました。

 

仕方なく、ゆっくりと竿を出していきました。

最初は反応が無かったのですが、途中からイワナが反応し、たまにアマゴも混じります。

 

あまり、イワナの好きそうな小さなポイントまではフライを打ち込んでいないようで、それが判ってきて、小さなポイントでそこそこのイワナが釣れると、嬉しくなってくるのです。

 

 

関西圏であまりイワナ釣りに慣れていないフライマンはポイントの見つけ方やポイントへのフライが上手くプレゼンテーションできずに釣ることが出来なかったのかもしれませんが、ポイントが見えてくるようになると面白いように釣れます。

 

もしも天川村でイワナ釣りたい人が居ましたらご一緒しませんか?

リーダーキャストできれば問題なく釣ることができますよ!

 

あと、フライですが、視認性の良いフライはイワナなら大丈夫ですが、アマゴは中々釣れ難いと思います。

特にポストの目立つパラシュートなどはあまり釣れるイメージが無く、フライと一緒に1m程度アマゴが一緒に流れて、やがて帰っていくようなシーンを何度も経験いたしました。

やがて、ナチュラルカラーのポストになり、そしてパラシュートパターンは使わなくなりました。

 

ナチュラルカラーのフライはプレゼンテーションしてもどこにフライが流れているのか判らなくなてしまうフライマンも多いと思いますが、そんな時こそファールドリーダーを使用したショートシステムでピンポイントにフライを打ち込むことが出来ればフライを見失うことなく、ナチュラルカラーフライをピンポイントに1発で打ち込んで、ゆったりとフライに出てくる瞬間を確認してからロッドを立てればトルクフルなイワナに出会えると思いますよ!