はじめに
このつたないブログですが、実は海外のフライマンもこのブログを翻訳して見てくれているんです。
凄い事ですよね! ですから出来るだけ英訳しやすい、判り易い単語を並べて、短い文章で書きたいと思います。
Flyfishingには集中力の維持が重要です。
釣り場にい到着した時点で集中力が100%だったと仮定して、そこから色んな事象によって集中力は増減していきます。
まず、準備段階で集中力を極めて大きく減少させる要因として忘れ物があります。
ロッド、リール、ウェダー、ウェ-ディングシューズ等は100%に近い集中力を低下させてしまいます。
その他、偏光サングラス、老眼鏡(私の場合)、ラインクリッパー、ランディングネット、カメラ、等も結構ダメージがあります。
これら、忘れ物については事前にリストを作成して確認しながら準備することが重要です。
釣り開始後に大きく集中力を減少させる要因としては、
ロッド、リールの破損、転倒によるケガ、沈なども大きく集中力を低下させてしまいます。
予備ロッド、リールも準備しておく方がいいのかもしれません。(私は準備しています)
他に少しづつ集中力を低下させる要因として、
アイにティペットが通らない、ウェダーへの浸水、ティペット切れ、フライを引っかける等々によってジワジワと集中力は低下していきます。
この中で、フライを木の枝に引っかけて、フライとティペットまでなくなり、その場でティペット交換、フライを結び変えてキャストした瞬間に同じ枝にフライを引っかけてしまったりすると、集中力は一気に低下してしまいます。(何度か経験あり)
小さなイライラの積み重ねで集中力は低下していきます。
集中力を持続させるにはイライラからの解放が必要でそのためにはめんどくさい事を出来るだけ減らしていくことが大事です。
リズムよく釣りをしているとフロータント処理さえもめんどくさい事があります。
ロッドを小脇に抱え、片手でフライをつまんでもう一方の手でフロータントを取り出し、両手を使ってキャップを開けてフロータント処理をして、両手を使ってキャップを閉める。たまにキャップを落としたり、フロータント本体を落としたり、ロッドを落としたり....。
これは両手を使ってフロータント処理をする場合起こり得る事象です。
私がフロータントケースを設計する際に一番重要視したのは片手だけでフロータント処理を完結できることでした。
片手でフライを摘まんで他方の手でフロータントケースの蓋を開け、フロータント処理を行い、蓋を閉める。このアクションを片手だけで行うためにはどのような機構、構造が必要かを考え、加工して、使用して、改善して...。この作業を何度か繰り返すことによって作り上げたフロータントケースです。
めんどくさい事を少しでも和らげ、より簡単に、より確実な動作となるように考えました。
マーカーは、通常はフローータントそのモノに注力しますが、私はケースを作るメーカーとしての立場で、ケースを真剣に考えました。
世の中にたくさんのフロータントがあり、たくさんのメーカーが販売していますが、片手でフロータント処理できるフロータントのなんと少ない事か!
ユーザー目線と言うか、ユーザーそのものが開発したので、痒い所に手が届く商品開発が出来るのだと思います。
フロータントケースの花梨バージョンも残り少なくなってきました。
私には無関係のボーナスシーズンでもあります。
是非、唯一無二のフロータントケース如何でしょうか?
webshopで販売しております。