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New Magnetreleaser 完成

前回この状態まで加工していたマグネットリリーサーですが、やっと完成までこぎつけました。

 

ドーナツ状のマグネットを写真の座グリ部分に接着して、更にネジで締め付けて、最悪接着剤が剥離してもマグネットが取れないように配慮しております。

 

また、前回の復習ですがボディーとヒートンが一体構造なので、ヒートンが抜けてしまうようなこともありません。

 

今回のマグネットはφ14mmで、以前の小さなマグネットリリーサーのφ10mmのマグネットと比較して2.5倍の磁力で密着します。

どのくらいの磁力かと言うと、マグネットリリーサーに取り付けた2重リング同士を手の持って引き離そうとすると、中々引き離すこと出来ないぐらいで、非力な男性は引き離すことが出来ないと思われます。

 

で、少し疑問に思っていることなんですが、磁力っていくらな適切なの?ということなんです。

 

跳び跳ねてランディングネットが落下するのでは困ります。

かと言って、ネットを取り外そうとして、Dリングが千切れそうなのも考え物です。

 

この最適磁力を間違えてしまうと使いにくいマグネットリリーサーになってしまうので、ここについては実使用を想定してテストが必要です。

 

 

実際にベストに取り付けてランディングネットの取り外し動作をやってみました。

ネットが小さいので、ネット重量は度外視していますが、Dリングが千切れるような感じではなく、少しグッと力を入れてネットを下向きの力で引っ張れば問題なくマグネットは外れます。

この磁力に関しては人それぞれなので、色んな人にテストしてもらいたいです。

 

左側の写真が従来のφ10mmnマグネットを利用したもので、右側がφ14mmのマグネットを使用したリリーサーになります。

 

大きくなった分ウッドの強度も必要なので、現時点で少し寸法を変更したい部分もありますので、ほんの少しサイズ変更の予定ですが、全体の雰囲気はこのままで進めていこうと思っています。

 

マグネットリリーサーのマグネットの磁力は2つのマグネットの距離の2乗に反比例するので、磁力を弱める方向に調整するのは比較的簡単です。

 

オフシーズンまでにはラインナップ出来るように試作を繰り返してみようと思っています。