Buddy BluetigerやGreentigerを加工していて、自分が作りたいものを作るのも悪くないけど、自分の作りたいものと皆さんが欲しいと思うものは必ずしも一致しないのでは?
と考えるようになりました。
もう少し俯瞰的に見て、モノづくりをしていった方がいいのだろうとこの歳になって気が付いたのです。
そう気づけば、あとは色々とやってみたかったことにトライしてみようと言う気になったのです。
それで加工を開始した第1弾を紹介したいと思います。
今まで手を出さなかった材料ですが、気になっていた材料でもあるのです。
材料選定の際に心掛けていることは、安定入手できること。
次にいつ手に入るか判らない材料は扱いにくいものです。
たまたま手に入った材料でも加工することはありますが、基本は安定供給できる材料を手に入れることが多いです。
その材料に自分なりに手を入れてオリジナリティーを出しいていくスタイルが自分らしいと思うのです。
で、この材料は夜光貝や黒蝶貝やアワビ等の本物の貝ではありません。
あくまでもなんちゃって!なんですが、一度使ってみたかったのです。
正確に言えば、ポリメタクリル酸メチル樹脂で、いわゆる有機ガラスと言われる材料です。
写真ではなかなか表現できないのですが、材料内部に小さなラメが入っていて、角度を変える度にラメの輝きや幾何学模様が綺麗なのです。
そういえば、花梨瘤のFaceplateもそうですが、この幾何学模様に私は惹かれているのかもしれません。
Buddyなので、ライン容量はDT-3F+30y 重量100gなので、どんなロッドにも合わせることができると思います。
特にスケルトンカラーのグラスロッドと相性が抜群だと思っています。
軽快な夏のイメージにピッタリです。
ランヤードに最小限のツールを取り付けて、小さめのフライボックスには少し大き目のフライが数種類で、ジャブジャブと川を釣り上るイメージでリールを加工しました。
今までにはない斬新なフェイスですが、重いイメージはなく、ライト感覚のリールになったと思います。
取り敢えず、作って見たかったモノ第1弾は完成いたしました。
写真の腕がないので、実際の表情を表現できていませんが、綺麗なリールをまた1つ加工できたことが嬉しいです。
週末はうだる暑さの中畑仕事をしてるときも、早くこの週末が終わってまた、リールの加工の続きをやりたいと思わせてくれたBuddy Blueshellでした。
まだまだ暑い日が続きますが、無理せず、ボチボチと行きましょう。