
2/14 朝5:00に起き、橿原神宮駅前まで妻に送ってもらい6:03の急行京都行に乗車
始点から終点まで電車に乗ること1時間25分
途中の停車駅で止まるたびに吹き込んでくる冷たい空気に足元は冷えあがり、それが何度か続く度徐々に尿意を覚え始める。
停車駅の半分を過ぎたあたりから、残りの停車駅を考えながら、膀胱の容量と照らし合わせる時間が続く、いつからこんなショボい膀胱になってしまったんだ俺は!と考えても仕方なく、もはやじっと禅の修行のように無の世界に入り込んだようでした。
停車駅のカウントダウンは何とか無事に終え、京都駅の改札を、急ぐでもなく、、兎に角刺激を与えないようにそっと通過しました。
あと100mでトイレに行けると思うと、ため込んだおしっこをするときの爽快感が脳裏によぎるのですが、次の瞬間、新幹線の改札でエラー発生
どうやら先ほどの改札でカードが上手く反応していないようで、もう一度京都駅の改札を再通過しないといけないようです。
あと少しでゴールだと思っていた私の膀胱は委縮し、一刻を争う状況なのに駅員は悲しい宣告をしたのでした。
最終的には駅構内でお漏らしをするような大事故に遭遇すること無く事なきを得たんですが、いつも電車に乗ることが無い私は完全に早朝の冷気を舐めておりました。
トイレをすました私は怖いものなしの状態で、京都から東京までの新幹線に飛び乗ったのです。
次々に変わりゆく窓の外を眺めながらも、この時間を利用して今までどうして加工したらよいか悩んでいたリールの加工方法を考えておりました。
薄いリング状に加工する際に旋盤の主軸でチャックすると変形するので、加工の順序を考え直したりしていましたが、リングを固定するコレットを作製することで案外簡単に加工できそうなことに気づき、加工に関する悩みは一気に解消できたのでした。
やがて、大都会の東京の景色が見え始めると、一気に緊張感が押し寄せます。
田舎者の宿命なのかもしれませんが、周りの景色に圧倒されるのとイベントでしっかりと売り上げが立つんだろうかと言う漠然とした不安がいつもよぎるのです。

東京はいつも人だらけで歩く人をかわしながら上野駅まで移動して、そこから地下鉄で浅草まで移動します。
上野駅で地下鉄を待っていると、この駅どまりの地下鉄が入ってきて、みんな車内から降りてきたのですが、外国人観光客の数名は何故降ろされたのか理解できていないようで、私にキップを見せ「Go ASAKUSA」と言ってきました。
直ぐに状況を理解した私は流暢に「Next Train」と告げたのです。
私も浅草に行くので続いて「Go with me」と言ってにっこりすると喜んでいました。
そんなやりとりのおかげかいつの間にか緊張感は消え、これから始まるイベントに胸が躍るのを感じてきていました。
地下鉄の出口まで一緒に歩いた外国人さんと手を振って別れ、目的地まで約10分歩いてイベント会場に到着
出展者さんに挨拶しながら自分のブースのセッティングを行ないます

11:00にセッティング完了し、12:00の開場を待つ間色んな出展者さんに挨拶しお互いの生存確認をしあっていました。
いよいよ35th ハンドクラフト展の始まりです。
この会場はトイレまで30秒なので、恐れるものは何もありません。
こうしてブログのために撮影した自分のブースを冷静に確認すると商品の少なさが目立つような気がして、商品ラインナップなどの見直しも必要なのかもと気づかされています。
リールのラインナップも増やしたいのももちろんなので、そろそろ本気で新たなリールを作ろうと意気込んでいます。
イベントの内容については、次回に!