
ハンドクラフト展 その1では尿意の話がメインとなっていたので、今回はイベント自体の話をしようと思います。
ブースの左側は宮崎ロッドさんで、もう片方はTiemcoさんでした。
宮崎さんは話しやすい穏やかな印象そのままのジェントルマンで色々と話が出来て楽しかったです。
特にアリハートのリールの話は印象に残っています。
替えスプールの件は宿題として持ち帰っています。
Tiemcoさんはお客さんが絶えず、嶋崎さんともほとんど会話が出来ませんでした。
前回のハンクラ時にヒントを頂いたフライスタンドを持っていくのを忘れ、また、来年までにさらに煮詰めたいと思っています。
会場と同時にお客さんは結構な数が入場され、私のブースにも足を運んでいただきました。
イベント直前にFurled LeaderとTrout Magnetを作製しましたが、狙い通りによく売れていました。
Trout Magnetは35mm程度のウッド製のトラウトの目玉がφ3mmのマグネットになっており、フライチェンジやポイント移動時にフライをい一時的に保持しておくというものです。
Trout Magnetを置いていても素通りされますが、使い方を説明すると購入していただけることが多かったです。
パネルを置いてはいますが、読んでくれる人は少なかったのかもしれません。
Furled Leaderに関しては、商品そのものが何に使うものかが判らないフライマンも多く、実際にリーダーを手に持ってキャスティングを行ない、ループを見せると興味を持たれる方が多かったです。
マグネットリリーサーも準備した小さいタイプは人気で2日目で売り切れ状態となりました。
マグネットリリーサーも綺麗に磨いているので、お客さんは手に取ってマグネットに具合などを確認するのを躊躇われているようでした。
手に取って見てくださいと声を掛けると初めて手にするような感じで、お客さんに気を使わせている展示になっているのかもと思ったのです。
フロータントケースは以前のような人気は少し陰り始めたのかもしれませんが、高級バージョンの方が人気だったのは収穫です。

ロッドとリールですが、今回ロッドの展示数が少なく、バンブーロッドも4本しか展示できておらず、これに関してはもッと作製数を増やすしかないようです。
グラスロッドは皆さん興味があるようで、マルチピースの比較的スローなアクションのロッドに興味を持った頂けたと思っています。
リールに関しては、展示品を見て綺麗だと声を上げているフライマンも多く、皆さん写真を撮影していました。
今回新たに追加したモデルに関しても興味深く見て頂けたと思っています。
リールに関してもやはり触らずに眺める方が多く、手に取って見てくださいと声を掛けないと手を出さないような印象なのです。
全体を通じて感じたことは展示方法についてはもっともっと見直しが必要と言う事です。
綺麗に仕上げれば仕上げるほど手に取って見ることが申し訳ないように思ってしまうのであれば、それは展示をもっと見直す必要があるような気がするのです。
かと言って手に取ってご覧ください!の札があるだけでもあまり意味がないような気がして、展示に、自分が実際に使用しているリールも展示して気軽に手に取ってもらえるような展示が必要な気がしています。
マグネットリリーサーに関しても、手に取ってもらうサンプルを準備したりしたほうが良いのではないかと思っています。
あと、一番大きな問題が、ここ数年新製品を発表できていないことが一番残念なことで、
インパクトを出すにはリールの新製品を手掛けることだと思っています。
既に2種類ほどイメージは出来上がっており、今回のイベントで3種類目のアイデアも漠然と見えてきています。
Goods類にも新製品を投入することと、以前から作っていたもので、今回時間の都合で準備できなかったモノを作ろうと思いました。
リールの修理も何台か頂き、早速手掛けているものもございます。
今回のイベントでもたくさんの出展者さんにいろんなことを聞きまくって収穫が多かったと思っています。
コラボしたい出展者さんもいるので、これからいろいろと話を進められればいいなと思っています。
私自身が今回のイベントを見て感じたことについては別の機会のお話したいと思います。その3に続くのかも