HARDY THE L.R.H ラッチカバーの3スクリュー、細めのセンターシャフト 先日リールフットの加工でブログに投稿させてい頂きましたが、実は続きがあります。 リールフットの取り付け付近のフレームのリブ部分にクラックが入っております。 リールを落としたか、コケちゃったかどちらかだと思うのですが、鋳造品は脆いのであっけなく割れてしまいます。...
リールの修理は最近では年間100台程度行ってきています。 その中で今回で2台目の症状なのですが、これはもっとトラブルを抱えているフライマンもいるのではないかと想像しています。 HARDY ULTRALITE 1000FW DDなのです。 このリールはラージアーバーの最近ぽいデザインのリールで、ワンウェイクラッチにより巻き方向はギヤが回転すること無くスプールが回転します。...
HARDY The L.R.H Ligrtweight センターシャフトが細く、ラッチカバーが3スクリューのオールドモデル 私はオールドハーディーに詳しくはないのですが、ラインガードの形状なども今まで見たことが無く、貴重なリールだということが雰囲気から伝わるようなリールです。...
BAUER Rogue3と言うリールの修理を行ないました。 巻き方向を右巻きにして欲しいのと、クリッカーを紛失したので、再加工して欲しいとのことでした。 私はこのリール初めてです。 どんな構造になっているのか興味津々で分解を始めました。...
Wychwoodリール2/3は重量50gと市販のリールの中では世界最軽量ではないかと思います。 Heritage Clubが取り扱っているこのリールはバーストックのアルミニウムからCNC加工によって削り出し、アルマイト加工されたリールです。 (写真はホームページより借用しております) 50gと言えば卵1個分 軽量のカーボンロッドで軽快に釣り上がるのにもってこいです。...
HARDY St.Georgeのスプールの割れ修理依頼がありました。 確認してみると、ノブ取り付け部のスプールの一部が割れて欠けています。 また、スプールの欠けた周囲は変形してしまっています。 ノブを元通りにスプールに合わせてみるも、大きく変形しているため、接着などで何とかなるレベルではありません。...
今年に入ってからコツコツと作製していたリール達がようやく出来上がってきています。 まずはBi-Metalリールです。 真鍮製のフレームとジュラルミンのフェイスプレートで構成されたBi-Metalリールは研磨によりS字ハンドル部分が反射する程に磨きを行なっています。 Leonard Mills のRon...
真鍮製のフレームとジュラルミン製のフェイスプレート いわゆるバイメタルと言われるリールを加工しております。 異種金属を貼り合せ、その熱膨張差によって変形させるバイメタルとは少し違って、い異種金属ですが、熱膨張差によって変形してもらっては困るのです。...
リールフットはいわゆるリンゴ割りと言われる手法で作製しています。 今回はニッケルシルバーでリールフットを加工しています。 φ25mm×67mm程度のニッケルシルバー棒を準備し、ドリル加工と中ぐりバイトで内径18mmの貫通穴を加工します。 続いて写真のように外径24mmに加工した後になだらかなテーパー加工を旋盤で行ないます。 加工後、全体を研磨します。...
既に1月も半分過ぎてしまいました。 あと1か月でハンドクラフト展です。東京の浅草の東京都立産業貿易センター2/14(金)~16(日)まで開催されます。 リールの在庫が少ないので、リールの加工を進めています。 オーソドックスなエボナイトやスタビライズドウッドを使用したリールなどを加工予定で、只今加工真っただ中です。...